無効で法律に従うことになる
雇用契約の条件として労働基準法には様々な条件が規定されています。
例えば雇用契約期間などについてです。
労働基準法の定めに従わなかった場合は雇用契約の効力はどうなるのでしょうか。
これについても規定があります。
労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となった部分は、労働基準法で定める基準による。
とされているのです。
要は、違反する部分についてのみ無効となり、残りの部分は有効になります。
だからといって労働基準法を無視した契約は良くありません。
できるだけ労働基準法に従うように契約書の内容を規定してください。
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